以前、こんなお言葉をいただきました。
自分がIT系のプログラム作成や、システム構築のお仕事をやっていますと伝えたところ「業務内容って、作るだけですよね?」と。
名刺交換中の出来事ですが、ものすごく、この言葉が心に残っています。
お相手の方は企画などをおこなう会社の方です。
何気なく口にされただけなのかもしれませんが、正直あまりポジティブな印象を受けませんでした。
ですが、ありがたいと思いました。
言葉にされたということは、何か思いがあるということ。
生の声が聞けたからです。
そこで改めて自分たちに求めらていることを、考えさせられました。
企画をお持ちの方のお手伝いをさせていただくのが、弊社ようなシステムを請負で制作する会社の仕事です。
出来る限り、最終的にお使いになる方の使い勝手や、企画者の方の意図を反映したものを、納期内に制作することがミッションとなります。
しかし、ものづくりでありながら、形ある機械や部品、見た目がはっきりしている工芸品などとくらべて、私たちの仕事内容と成果は非常にわかりにくいものです。
いいものを制作するためには職人気質も必要ですが、それだけでは人は感動してくれません。
成果はもちろん重要ですが、そこに行き着くまでのプロセスや物語もを含めて「仕事」になります。
専門的な分野ですので、外部に委託するアウトソースを選択するケースが多くなりがちです。
それに加え、専門的ゆえに、コミニケーションの部分で、つい説明することに億劫になりがちです。
うけたまわったお仕事が積み重なることで、いろいろなノウハウが蓄積されます。
そういった経験値を、どのような形で、ご提案できるか。
いかに「思い」や「熱意」を、相手に伝えることができるか?
「伝える努力」をおこたることなく、精進してまいります。
2012年1月
代表取締役 牛嶋英樹